妊娠後期・臨月に受けるNST検査(胎児well-being検査)って一体何?


スポンサーリンク

妊娠中って検査検査で少し疲れますよね。

どうも、ちゃぴ(@chapilog)です。

妊娠後期になるとほぼ全ての妊婦さんが受ける検査の中に、胎児well-being検査というものがあります。

その中でも代表的なのがNST検査と呼ばれるものです。

しかし、このNST検査を受けている妊婦さんの中にも、「この検査が何を調べているのか」「どういったものなのか」をよく理解していない方もいます。

今回はそんな『胎児well-being(NST)検査』について説明したいと思います。

NST検査とは?

NSTは『ノン・ストレス・テスト』の略です。

ノン・ストレスというのは、ストレスがない、つまり子宮収縮のない(お産が始まっていない)状態のことを指します。

このときに胎児の心拍数を調べる検査がNST検査です。

胎児心拍数モニタリングとも呼ばれ、現在はほとんどの病院で妊娠34週以降の妊婦さんを対象に検査が行われています。

NST検査はいつから行うの?

基本的にはNST検査は妊娠34週〜36週に入った妊婦さんを対象に行います。

ただし母体に妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの合併症がある場合や、胎児発育不全の心配がある場合、胎盤機能不全や羊水過少など子宮内環境が悪い心配がある、というような場合にはもっと早い時期から行います。

NST検査で何を調べるの?

NST検査では、胎児の心拍の推移を調べます。

心臓がしっかりと正常に働いて元気なら心拍は正常な拍数や波形を描きますし、もし苦しかったり弱ったりしてくると異常を示します。

NSTは胎児心拍数を観察する検査なので、「胎児心拍数モニタリング」とも呼ばれます。

子宮の中にいる赤ちゃんが元気で成長しているのかを調べる大切な検査です。

赤ちゃんは、子宮から何時間もかかって狭い産道を通り抜け、この世に生まれてきてくれます。

その間ママも激しい陣痛と闘い、体力を消耗しつらいでしょうが、胎児も楽ではありません。

『誕生という大きな試練に赤ちゃんが耐えられるかどうか』

『いざというときに心臓が正しく働いて心拍をあげ血液を全身に送って頑張れるか』

事前に赤ちゃんに、その予備能力があるかどうかを予測するものです。

予備能力があまりないとなれば、早めに帝王切開を予定するなど、対策を立てることができます。

NST検査はどうやって受ける?

まずは母体のお腹の張りをキャッチするセンサーと、胎児心拍数をキャッチするセンサーをママのお腹につけます。

センサーはおなかに少し押し付けてベルトで固定しますが、ゆるすぎるとキャッチできないので少しきつめに巻かれます。

そのまま上半身を少し起こした仰向けの姿勢で、脚は伸ばして下腹部を圧迫しないようにします。

胎動を感じたらボタンを押しますが、自動的に胎動をキャッチする機械では必要ありませんので渡されないこともあります。

赤ちゃんが起きていて胎動があるときは、20分程度で終わりますが、ちょうど赤ちゃんのお昼寝時間と重なってしまうと検査結果がうまくとれません。

ブーブーという音を胎児に聞かせて眠りから起こすこともあり、その場合は40分ぐらいかかることもあります。

機械から聞こえてくる胎児の心音を聞いたりしながら、20〜40分リラックスして検査を受けましょう。

スポンサーリンク

NST検査の結果について

NST検査でわかるのは「検査の時点」での赤ちゃんの様子です。

例え『正常』という検査結果でも「検査の時点」では「赤ちゃんは元気」という意味となります。

「検査の時点」と言われると「今日は元気でも明日は?」と心配になりますが、赤ちゃんが元気なのは胎内環境(子宮内環境)が良いということです。

妊娠34週頃からは、胎内環境が1日2日で急激に悪くなることは稀なので、心配し過ぎないようにしましょう。

もしも「正常ではない」反応が出たら

『正常ではない』というのは「胎児が元気ではない」つまり「弱っているかもしれない」「胎内環境も悪化しているかもしれない」という意味です。

このような状態を「胎児機能不全」といいます。

胎児仮死とは意味が異なり、「仮死状態」ではなく、正常とは言い切れない=異常である可能性がある=悪いと決まったわけではない、ことを示します。

また「胎児仮死」という言葉は現在使わないことになっています。

胎児機能不全が疑われる場合は、多くは入院して詳しい検査を行い、原因を探します。

原因がわかり、治療で改善することもあります。

また、悪化した胎内環境にいるよりも外に出してあげたほうがいいと判断した場合は、早急に帝王切開が行われます。

このように、NSTの大きな特徴は、「判定不明」あるいは、正常と断定できないが異常ともいえない「中間のグレーゾーン」が出やすいことです。

判定不明には胎児が眠っていて胎動がほとんどないという場合もあります。

判定不明の場合は、日を置いて再検査されますが、以下のような方法で追加検査をすることがあります。

□VAST:ブーブーという音(胎児振動音刺激試験)で、胎児を刺激して起こします。

□CST:オキシトシンという薬を使って子宮収縮を起こして胎児心拍を観察する検査です。しかし、これはお産が始まるリスクがあるので、CSTを行うかどうかはケースバイケースです。

□BPS:超音波検査で、胎児呼吸様運動(呼吸に似た肺の運動)、胎動、筋緊張、羊水量を観察する検査です。

NST検査まとめ

子宮内にいる赤ちゃんの様子は、外にいるママにはわかりずらく心配になることも多いです。

しかし、NST検査のような検査では、なるべく詳しく赤ちゃんの様子を知ることが出来ます。

検査ばかりでママも疲れてしまいますが、NST検査を受ける頃には赤ちゃんと会える日が近い証拠です!

もう一踏ん張り頑張りましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございました。おしまい。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です